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2018-04-15 05:00

経済

ミャンマーの水産物輸出、過去20年間における最大量を記録

漁業
タイなどに向けた輸出量が増加
農業・畜産・灌漑省の公式発表によると、2017-2018年度において、およそ568,227.327トン、7億1,770万ドル相当の水産物が貿易相手国に輸出され、これは、ここ2年間で最大の量である。また、今年、コータウンの国境からタイに向けた水産物の輸出が大幅に改善された。

1997-1998年度には、およそ74,179.91トン、1億6,710万ドル相当の水産物が輸出され、2011-2012年度には、386,981.324トン、6億5,385万ドル相当に達している。

ヤンゴン地域政府漁業局のU Tun Win Myint局長は、次のように述べた。
「ミャンマーは生鮮水産物のみを輸出しているが、部門を強化するためには付加価値のある製品が必要である。今後水産物輸出を増加するためには、魚の養殖から捕獲までの全体的なサプライチェーンを開発することが必要である。また、未来の世代のために水産物資源を節制することも必要であり、過度の捕獲は厳しく禁止されなければならない。」(プレスリリースより引用)

養殖技術の向上が必要
また、ミャンマー水産業連盟(MFF)のDaw Toe Nanda Tin氏は、次のように述べた。
「水産物輸出部門を強化するために、高度な養殖技術を導入する努力が行われており、また、新しい市場も開拓されている。」(プレスリリースより引用)

MFFは、関係する地域と州と協力し、ミャンマーの漁業を改善するためのプロジェクトを立ち上げる予定であり、さらに、MFFは、公開会社を設立する計画も持っている。

さらに、Daw Toe Nanda Tin氏は、「もしミャンマーが、成長の早い魚やエビを養殖することができれば、漁業収入は10億ドルに達する可能性が高い。我々は、どの市場に参入するべきかと決定するために、国際的なマーケティングに注力している。さらに、新しい市場の需要に対応するために、捕獲水準にも取り組んでいる。」と説明した。

ミャンマーには、408,000エーカーの魚やエビの養殖場がある。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/11/04/2018/id-13157

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