2018-04-19 20:00
政治
バングラデシュで難民帰還について会談

帰還プロセスは未完成 難民情報入手が困難
4月12日、ダッカでミャンマー社会福祉・救済移住省のWin Myat Aye大臣と、バングラデシュの外務大臣および内務大臣と会談を行った。ミャンマー情報省が16日、発表した。ミーティングでは難民の帰還について話し合いが行われた。Win Myat Aye大臣はミャンマーでは帰還の準備が整っているが、コックスバザールからは、まだ帰還プロセスに関する書類を受けとっていないと述べた。
バングラデシュはミャンマーから8032人の情報を入手したが、内容はまだ完全ではなく、指紋や写真など個人情報も整理されていない状態だという。
情報不足のため、ミャンマーで事実詳細を確認することは難しい。ミャンマー当局はこれまでに675人について、以前同国に在住していたことが確認できている。
国境地域の問題は両国の協力が必須
Win Myat Aye大臣は、国境地域の難民帰還には両国の協力が必須としている。国境地域については誤解が生じる可能性が高いので、関係部門が情報を共有し、透明性のある話し合いをすることが重要だ。バングラデシュ外務大臣もこれに同意し、デリケートな国境地域の問題について、ミャンマーと協力することを述べた。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/16/04/2018/id-13170
関連する記事
-
2025-05-14 20:00
-
2025-05-11 08:00
-
2025-05-09 12:30
-
2025-05-04 09:00
-
2025-04-30 18:30