2018-04-19 00:00
政治
ミャンマー民族問題省、これまでの活動を報告

多様な民族に平等な権利を与え、抗争をなくすことが目的
ミャンマーの民族問題省が、今年1年間の活動について振り返り、成果を発表した。4月12日、ミャンマー情報省のウェブサイトには、民族省大臣へのインタービュー形式で、年間の活動が報告された。
多様な民族が共生するミャンマーでは、過去の出来事を理由に平等な権利が与えられず、抗争を続けている民族がある。この状態を改善するために民族省は設置された。
大臣によると、民族省の主な活動は、それぞれの民族に法律で定められている、特別なイベント開催を支援することだという。
また、教育の行き届かない遠隔地での教育支援や、民族言語での学習も支援している。教育支援には、民族の若者をアシスタント教師として採用し、若者の雇用機会と学習機会をつくりだした。
教育支援や民族言語の保護 他省庁と共同の取り組みも
他省庁との連携活動も行っている。予防接種の実施、健康に関する情報の民族言語翻訳は、健康スポーツ省と共同で行った。農業省、家畜・灌漑省、農村開発局とは、遠隔地の電力化について協力した。昨年度は5つの部門事務所が開設された。スタッフは政府と連携し、多くの民族組織と協力するための基盤を確立させている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/12/04/2018/id-13163
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