2018-04-10 05:15
社会
ミャンマー最大の祝祭「ティンジャン祭り」、政府が対策準備

ヤンゴンでは7000人以上で警備態勢を整える
ミャンマーで最も大きな祝祭「ティンジャン祭り」が、4月13日からはじまる。「水かけ祭り」とも呼ばれるこの祭りは、新年を祝う伝統的な仏教行事。水をかけあうことで昨年の汚れを落とし、新年を迎える。
祭りは全国各地で行われる。街にはパビリオンが設置され、飲食店も並ぶ。多くの人が集まるヤンゴンでは、祭りを前に7000人以上の警備員を配置することを決めた。警備は公園やパゴダ周辺などを中心に実施。交通事故、ドラッグやアルコールによる犯罪を防ぎ、安全で平和的な祭りの実現をめざす。
政府がバス代減額や休暇取得を決定
ティンジャン祭りに家族が容易に集まれるよう、国をあげての対策もとられている。4月3日、タイでは現地で働くミャンマー移民に、4月5日から30日まで25日間の休暇を与えることを決めた。
タイの移民権利団体とミャンマー大使館の公式発表によると、今年、希望者は特別な手続きや出費することなく、帰国が可能だ。
祭りの期間中は、ヤンゴンとネピドー、マンダレーなどを結ぶ高速バスは増便され、高速代は無料になる。また、政府はチケットの値上げなども行わないよう、運行業者やチケット販売店に通達を行った。
(画像はミャンマータイムスより)
外部リンク
ミャンマータイムス
https://www.mmtimes.com/
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