2018-04-09 05:00
社会
予想外の暴風・雷雨がヤンゴンを襲う

洪水や停電発生、負傷者死亡者なし
4月3日、ヤンゴンは予想外の雷雨や暴風に見舞われ、停電や冠水などの被害があった。気象水文局によると、ミャンマーは現在、モンスーンの前期に入っているという。集中的な豪雨があったのは3日の3時頃。Botahtaung、Seikan、Pazundaung、Dagon、Bahanタウンシップなどにも雷雨が襲った。
Botahtaungタウンシップの住民によると、暴風雨は20分間続き、店から物が吹き飛ばされたという。
道路には水があふれ、屋根は風ではがされた。電話回線や電源ケーブルが切断され、停電が発生した。樹木が倒れ、落ちた枝が車に当たった。
予報にはない悪天候だったが、負傷者や死亡者の報告はない。
4月から5月、不規則な降雨パターンや雷雨に備えを
この時期には、不安定な大気から積乱雲が発生し、不規則な降雨パターンが見られることがある。気象水文局局長のU Kyaw Lwin Oo氏は、
この時期は突発的な暴風雨が発生することがあるので、4月と5月には悪天候に備えなければならない。(ミャンマータイムスより)
と述べている。
また、過去数年、モンスーン期前後には落雷による被害も増えている。ミャンマータイムスによれば、2016年には4月から年末までに59名が、2017年4月から8月には80名が落雷で死亡、25名がケガをしている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/4/04/2018/id-13112
ミャンマータイムス
https://www.mmtimes.com/
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