2018-04-12 20:00
社会
野生動物保護をテーマとする音楽祭が開催

デンマーク大使館とミャンマー象保護団体が主催
4月7日、ヤンゴンのマハバンドーラ公園で、野生動物保護をテーマにしたミュージックフェスティバル「Voices for Wildlife」が開催された。このイベントは、一般市民に野生動物保護意識の啓発を行い、野生動物の違法取り引きを防止することを目的としている。在ミャンマー・デンマーク大使館と、ミャンマー象の保護活動を行う団体「Voices for Momos」によって実施されたもので、象だけではなく、さまざまな動物を対象としたイベントだ。
デンマークのPeter Lysholt Hansen大使は、
野生象の数は違法取り引きにより減少している。大使として野生動物の違法取り引きに反対するよう求める。私たちが団結して厳格な行動を起こさなければならない。(プレスリリースより)
と述べている。
一般市民が違法取り引きについて理解を深める機会に
イベントではKyaukseエレファントダンスや祝いの歌など、さまざまなプログラムが披露された。また、野生象の違法取り引きと戦っていくことを誓う署名のセレモニーも行われた。参加者の1人は、イベントによって象の違法取り引きについて理解を深めたという。
牙や皮膚でつくられた製品が違法取り引きによるものだと理解した。また、この製品をつくるために毎週1頭の象が殺されていることも知った。私たちは美しい自然の一部、野生動物を守る責任がある。(プレスリリースより)
と語っている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/8/04/2018/id-13142
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