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2018-04-10 19:00

経済

ミャンマー米協会、副大統領と起業家に米部門の諸問題についての改善を要請

MRF
農業関連産業サービスセンターの早期建設を要請
ミャンマー情報省は4月4日、ミャンマー米協会(以下、MRF)の関係者が、4月2日に行われた副大統領と起業家との会合において、米部門についての改善を要請したと発表した。

昨年、33の郡に農業関連産業のサービスセンターを開設するという決定が行われた。MRFのU Ye Min Aung会長は、「政府は、中国のエクシム銀行からの融資を促進するための通告を発行するべきだ。」と述べた。

農業関連産業サービスセンターでは、血統種子・肥料・地力回復や作物乾燥、貯蔵サービス用機械の販売などのサービスを提供するとともに、技術支援や農業サービス契約も提供する。サービスセンターは、ヤンゴン、エーヤワディー、バゴー、マンダレー地域と、モン州、カレン州、シャン州、ネピドーに建設される予定。

このプロジェクトを実施するために、ミャンマー・アグリビジネス公社(MAPCO)、MRF、中国国際信託投資公司、中国の国有投資会社が、2017年7月に、ネピドーにおいて覚書(MOU)に署名した。彼らは、プロジェクトを実施するために4億ドルを調達する提案書を提出している。

乾燥貯蔵センター建設で米価格安定を
また、高品質の米を生産し、高い値段で販売するために乾燥貯蔵センターを建設する計画もある。そして、MRFは、活動を実施するために、2018年には、600億チャットの中小企業融資のうち150億チャットの投資を、米部門に蓄えておくことを要請した。

U Ye Min Aung会長は、次のように説明した。
「貯蔵センターは、季節ごとに、米と豆を保管することができる。地域の農家は、貯蔵所が無いことで作物を売らなくてはならないので、もし貯蔵施設を持っていれば、作物の価格を高くすることができる。地域の農家の一部は、米の業者は作物を安い価格で購入しているということなので、我々は、政府に、この問題を優先事項とすることを要請する。」(プレスリリースより引用)

乾燥貯蔵センターは、チン州、タニンダーリ地方域、ネピドーを除く10の州と地域に設置される。MRFは、農業研究部門に、長くて細い原種や育種家を提供することを求めるとともに、良質な米の生産に向けて、民間起業家にも協力を呼びかけた。

違法な米取り引きを規制
また、MRFは、銀行手続きに基づき、国境を通した違法な米取り引きを防ぐために、土地登録第7号を支払うことにより、銀行からの融資を要請した。そして、不法な米取り引きが続くと税負担を被ることから、政府に、違法な米取り引きを規制するよう求めた。

ミャンマーは、3月19日現在、320万トンの米を輸出しており、また、2020年に400万トンの輸出を計画している。さらに、新しい市場への米の輸出を増やす予定である。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/4/04/2018/id-13111

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