ミャンマーニュース

大和PIパートナーズ株式会社は、Oway Pte. Ltd（以下、Oway社）の第3者割当を引き受け、Oway社の成長資金として500万ドルを出資したことを発表した。これは、大和PIパートナーズとして、ミャンマーにおける2件目のプライベート・エクイティ投資となる。

プライベート・エクイティ投資とは、未上場企業の株式の取得・引き受けを行うことをいう。

今回の増資については、大和PIパートナーズの他、International Finance Corporation、Belt Road Investment Group、NSI Inle Holdings、Cambodia-Laos-Myanmar Development Fund II LPという合計5社による共同投資となる。同社は金融面での支援に加え取締役を1名派遣し、事業展開における支援を行っていく。

Oway社は、ミャンマー関連会社を通じて、法人・個人を対象にオンライン旅行代理店サービス、モバイル端末アプリを通じたタクシー配車及び電子決済サービスを提供している企業。

ミャンマーは、2014年の携帯電話事業への外資導入を機にスマートフォンの普及が急速に進み、インターネット利用者が急増しており、今後、経済成長に伴う中間所得者層の増加、ライフスタイルの変化が予想される中、オンラインでの旅行予約やモバイル端末アプリを通じたタクシー配車サービス利用の飛躍的増加が期待されている。

Oway社は、2012年にオンライン旅行代理店サービスを開始し、2017年に首都ヤンゴンにおいてモバイル端末アプリを通じたタクシー配車サービスを開始しており、いずれも既にミャンマーにおいてトップクラスのシェアを誇る。

また、同社は2017年11月にミャンマー第2の都市マンダレーにおいて、第1号となる3輪タクシー事業者ライセンスを取得しており、今後も積極的にサービス提供エリアを拡大していく計画である。

（画像は大和PIパートナーズより）

外部リンク

大和PIパートナーズ株式会社
http://www.dpipartners.co.jp/news/pdf/20180411.pdf