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2018-04-13 05:00

経済

ミャンマーの農業大学、農業機械や技術の向上に貢献

農業
農家の経済的状況改善や人材育成も
4月9日、ネピドーのYezin Agricultural University(以下、YAU)にある高度農業研究教育センター(以下、ACARE)において、播種機や肥料散布機を提供する式典が開催された。

この式典は、ACAREで現代の農業技術を学ぶ修士と博士課程における1学期の終了と併せて開催された。式典には、農業・畜産・灌漑省のAung Thu大臣、在ミャンマーのインド大使であるVikram Misri氏、役員、YAUの教頭、インド農業研究所およびACAREの専門家、部門の職員などが参加した。

式典での挨拶において、Aung Thu大臣は、「YAUとACAREとの協力は、農家の社会的経済的状況を改善する機会や、現代の農業技術と研究の専門家を育成する機会をもたらす。」と述べた。

そして、農家の収入を増やし、ACAREとともに人材を育成し、技術部門の改善により外国において地元の製品を販売することを可能にするために、すべての部門が協力することを要請した。

Vikram Misri氏は、YAUとACAREの専門家において技術交換をすることによって実施されるべき農業ベースの研究開発における協力を継続する計画について説明した。

インドの協力でYAUの修士・博士課程がスタート
式典が終了した後、農業・畜産・灌漑省大臣の一行は、ACAREの図書館や植物遺伝子の研究室、過剰収穫期の技術研究所を訪問した。

その後、大臣とVikram Misri大使、関係者は、ACAREが幅広い教育活動を行っているPopathiri郡のThayagone村、Chaungsouk村、Aung Pan村、Gone Min Gwin村からの代表者に対して、播種機や肥料散布機を紹介した。

また、ミャンマー語で技術的な農業情報を表すことができるコンピューターは、近い将来村に設置される予定である。

ミャンマーとインドの協力によって、2017-2018年度から、YAUのACAREセンターにおいて、植物遺伝子と過剰収穫期技術を専門とする修士課程と博士課程を開始している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/8/04/2018/id-13139

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