2018-03-19 06:00
社会
ラカイン州などで乳幼児と母親支援プログラムを実施

栄養状態と発育状態を定期的に測定
ラカイン州のマウンドー地域で、5歳未満の子どもおよび、2歳未満の子どもとその母親を支援するプログラムが実施されている。支援プログラムは公衆衛生局と医療局、社会福祉局によって行われる。公共衛生局のThar Tun Kyaw博士によれば、スタッフは子どもの身長体重を定期的に測定し、正常に成長しているかを確認する。
また、栄養状態を示すために子どもの腕に印をつけ、緑は栄養状態良好、黄は最低限な栄養を満たしている状態、赤は緊急対応が必要というように、区別している。
子どものケアの他、妊娠中の女性122人には9万チャットが支給された。博士は、妊娠中にヘルスケアを受け良好な栄養状態を保てば、子どもは健康に育つとして、妊婦のケアの重要性を主張している。
2歳未満の子どもにはビタミンAの補給などを6ヶ月ごとに与える他、両親を対象に食事に関するワークショップやカウンセリングを開催する。
最も重要な生後1000日間、サポートを強化
社会福祉救援復興省では、すべての人々が適切な社会福祉を受けられるよう、取り組んでいる。マウンドー地域には妊婦が1158人、2歳未満の乳幼児が1026人いる。政府の財政的援助によって、このような人たちを対象とする支援プログラムが行われる。計画は、乳幼児の脳の発達に重要な最初の1000日間を第1フェーズとし、8つのフェーズに分けて実施する。特にチン州、ラカイン州、ナガ自治区で子どもの栄養状態が悪く、緊急的な支援が必要だ。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/14/03/2018/id-12966
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