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2018-03-22 22:30

文化

ブリッジエーシアジャパン、Book&Toyプロジェクトの寄贈式実施を報告

ブリッジエーシアジャパン
おもちゃと本を寄贈
NPO法人ブリッジエーシアジャパン(以下、BAJ)は、ミャンマーにおける活動にういて、3月13日に、Book&Toy100プロジェクトの寄贈式が行われたことを報告した。

会場となったのは、バゴー地域にある、3才から15才までの子どもたち約250名が学ぶ尼僧院学校で、一般社団法人ミャンマー祭りが今年寄贈した新校舎の開校式と合わせて寄贈式も行われた。

寄贈式では、BAJミャンマーの森代表がBook&Toyのこれまでの取り組みや過去に寄贈した学校のその後についてスピーチをし、それに続き、東京おもちゃ美術館の多田館長が挨拶を行った。

その後は、各おもちゃのデモンストレーションが行われ、けん玉、輪投げ、囲碁の遊び方が説明され、子どもたちが体験した。そして、最後にいくつかの図書を開いて紹介し、本を読むことはどうして大切なのか一緒に考えた。

この寄贈は47校目となり、目標としている100校のほぼ折り返し地点となる。また、今回の寄贈にあたり、BAJとして初めてクラウドファンディングに挑戦し、目標の130%を達成することができた。

BAJでは、このプロジェクトでミニライブラリーを寄贈した学校の子どもたちが、おもちゃでたくさん遊び、本をたくさん読むことで、豊かな心をはぐくんでいってほしいと願っている。

職業訓練・識字や母子保健衛生の研修などの活動
ミャンマーでは、1991年から数年間にわたり、ラカイン州のイスラム教徒住民約25万人がバングラデシュへ難民となって流出した。このため、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が仲介して帰還事業が開始され、BAJはUNHCRの要請でこの地域での再定住プログラムに協力することとなり、ミャンマーでの活動が始まった。

BAJでは帰還民と地元住民を区別せず、地元でさまざまな職業訓練の活動を行った。地元にある技術と組み合わせながら、トラクターの整備技術や井戸掘削、住民参加による橋梁建設、さらに女性を対象に収入向上を目指した裁縫訓練や、識字、母子保健衛生などの研修なども行っている。

(画像はBAJ活動報告より)


外部リンク

NPO法人ブリッジエーシアジャパン
http://www.baj-npo.org/info/20180317.html

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