2018-03-22 20:15
社会
モンスーンの季節が間近に 国際NGO&国連諸機関が新たな対応計画を発表

数千人の子どもの命に危険が 既に麻疹やジフテリアの流行も
国連に承認された子どものための国際援助団体(NGO)であるセーブ・ザ・チルドレンが、モンスーンの季節が間近になり、ミャンマーからバングラデシュに逃れた難民に、新たな健康上の危険などが発生すると、20日のプレスリリースで警鐘を鳴らしている。難民キャンプが人口過密状態であることに加え、モンスーンの季節には大雨が降ることが予想されている。セーブ・ザ・チルドレンは、既に麻疹やジフテリアの流行が起こっており、自然災害などによる更なる環境の悪化で、数千人の子どもの命が奪われる危険性が高いとしている。
支援のために今後10か月間で、9億5,000万ドルが必要
セーブ・ザ・チルドレンをはじめとする国際NGO及び国連諸機関は、このモンスーンの季節における新たな対応計画を発表しており、難民などの支援のために今後10か月間で、9億5,000万ドルが必要だとした。また、セーブ・ザ・チルドレンは、難民キャンプにある学習の場1,102か所のうち、226か所が洪水の被害にあう危険性が高いことや、地滑りの被害にあう危険性が高い場所も多数あると明らかにしている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
セーブ・ザ・チルドレン プレスリリース
http://www.savechildren.or.jp
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