2018-03-15 08:00
経済
ミャンマー水産物加工業者および輸出業者協会、税金救済を要請

輸出での収益拡大を目指す
ミャンマー水産物加工業者および輸出業者協会(MFPPEA)は、この部門の収益を10億ドルに増加させるために、漁業輸出産業に対する税金救済を要求した。協会のメンバーは、2018年3月7日に、ミャンマー商工会議所連盟で開催された、副会長と事業主との第15回定例会議において、要求を行った。
ミャンマーは、今年度の2月末の時点で、6億5,000万ドルの水産物を輸出している。この数字は、昨年度の同時期よりも約50%多くなっている。MFPPEAの幹事であるU Myo Nyunt氏は、漁業の輸出部門は今年7億ドルの収益を上げるだろうとの見解を示した。
より多くの国際的な市場に水産物を輸出へ
水産物加工業者は、国際的な市場の食品安全基準を満たし、世界の国々と競合するために、税金救済を必要としている。水産物の食品安全性を確保するためには、産業資材や、付加価値に利用される必要原料を海外から輸入する必要があるが、経営者には関税が課されている。間接税を削減するために、水産物加工業者と輸出業者は、税金免除を要求していた。より多くの国際市場に浸透させるために、MFPPEAは、ミャンマーの水産物を、ブリュッセルのシーフードショーやボストンのシーフードショー、中国のシーフードショーで展示を行う予定である。
アメリカは、ミャンマーの漁船で使用されている漁網がウミガメ除去装置を搭載していないことから、ミャンマーの水産物の輸入を禁止している。U Myo Nyunt氏は、この問題に対処することを、漁業局とミャンマー海洋漁業協会に要請している。
(画像はミャンマー情報省より)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/12/03/2018/id-12951
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