2018-03-14 21:00
社会
チンドウィン川流域における生物多様性保全プロジェクトが開始

開発や気候変動による影響を観察し評価
ミャンマー環境研究所(MEI)のディレクターであるDaw Khin Ohnma Htway氏は、チンドウィン川流域本流における生物多様性とエコシステムサービスプロジェクトの元での調査研究が4月1日から正式に開始することを明らかにした。調査が行われるのは、川沿いの3つの郡においてである。
研究プログラムは、カムティで6つ、カレワで3つ、Chaung U郡で6つ、合計15の村で実践される。研究者は、生物多様性の価値を評価し、環境への影響や地域社会における暮らしの問題について観察することとなっている。
Daw Khin Ohnma Htway氏によれば、4月1日に開始された研究プログラムは、5月下旬まで継続する計画で、この研究の成果は、地方政府を通じて公表される予定である。
チンドウィン川流域における生物多様性とエコシステムサービスプロジェクトは、開発や気候変動が生物多様性とエコシステムサービス、生活におよぼす潜在的な影響を評価することで、政策や計画における生物多様性とエコシステムサービスを主流にし、生物多様性保全への意識を高めるものである。
人為的・自然的な環境問題と解決策を検討
ミャンマー環境研究所では、自然の物理的および生物学的構成要素の相互関係を理解するための、科学的知識・原則・概念・方法論を提供すること、人為的および自然的な環境問題を特定し、これらの問題に関連するリスクを評価し、それを解決するための代替ソリューションを検討することを目的としている。また、主要な開発プロジェクトおよび関連する緩和策における影響評価の知識と技法を提供することも行っている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/12/03/2018/id-12950
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