2018-03-05 23:00
経済
ミャンマーからスリランカへ、米300トン寄付

昨年の洪水被害で米不足のスリランカへ支援
2月24日、ミャンマー・コメ連盟(MRF)が、スリランカへ300トンの米を寄付するセレモニーを行った。今回の寄付は、スリランカの洪水被害者への人道的支援として実施される。ダゴンセイカン工業団地のPinlekoethwe精米工場で行われたセレモニーには、商務省大臣をはじめとする関係者と、在ミャンマーのスリランカ大使、MRFのスタッフなどが参加した。
2017年5月、スリランカで発生した洪水と地滑りでは、200人以上が死亡し、60万人以上が住居を失った。今回の米の寄付は15万ドル相当で、ミャンマー政府はスリランカまでの輸送費を負担し、ヤンゴン港から米を出荷した。
多方面で古くからつながる両国 ビジネスパートナーとして関心を表明
スリランカとミャンマーは経済、社会、文化面で古くからつながりがあり、二国間の貿易額も年々増加している。MRF事務局長は、
スリランカとミャンマーは文化、宗教面で強い結びつきがある。また、スリランカは米をはじめとする農産物をミャンマーから購入しており、私たちの取り引き相手だ。トレーディングパートナーとしての私たちの思いを表明したいと思い、支援を行った。(プレスリリースより)
と語っている。
船は3月始めにスリランカに到着する予定だ。スリランカでリサーチをした上で、3月中旬には新たな支援を予定している。
(画像はミャンマー情報省のウェブサイトより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/26/02/2018/id-12852
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