2018-02-27 15:00
社会
民族代表院議会、船上ドクターや電力供給について議論

2つの船舶にドクターを配置へ
第2回民族代表院議会の7回目の会合が開催され、これまでの報告と質疑応答が行われた。まず、ラカイン州第9選挙区のU Maung Kyaw Zan氏が、ラカイン州沿岸地域において、「スイミングドクター」(船上ドクター)を配備する計画について質問した。
スポーツ・健康省大臣のMyint Htwe氏は、船上ドクターや移動医療チームは、旅行は困難で安全保障状況が良好な地域では役に立つ、と回答した。それは、ヘルスケア状態が悪く、伝染病が発生した時にヘルスケアセンターを開設することが困難な地域に配備するべきである。
移動医療チームは、スポーツ・健康省の重要なイニシアチブであり、船上で典型する準備が整っている。そして、2018年-2019年度に、ラカイン州とエーヤワディー地域の2つの船舶に配備される計画となっている。
グリッド接続までFO発電機を使用
次に、モン州第8選挙区のU Myo Win氏は、価格が高くて国のグリッドに接続されていないYe郡において、電力のために政府補助金を提供する計画があるか、そして、いつ国のグリッドがYe郡に届くのかについて質問した。電気・エネルギー省の副大臣であるTun Naing博士は、Ye郡は、Myat Thura社によって運営されているディーゼル発電機を通して電力が供給されている、と回答した。
国のグリッドが届く前に電力供給を増加するため、モン州政府は、Ye郡のタンビュザヤに、灯油または燃料油(FO)による30メガワットの発電機を設置し、近隣の村に電力を供給することを計画している。モン州政府は、Bedok Construction and Engineering社に、FO発電機の建設を許可した。
5年計画で送電線を拡充
また、モン州の電力部門開発のために、電気・エネルギー省は、モーラミャインとタンビュザヤにわたる40マイル以上の66キロボルトの送電線、3つの変圧器と変電所の一括請負契約を構築するために、98億チャットを費やしている。送電線は33%、変電所は80%が完成しており、両方とも2018年中には完成する予定。タンビュザヤ変電所が完成すると、2018年-2019年度の10月と9月に、12億7,400万チャットの資金が充てられて、タンビュザヤとYe間の60マイルの送電線と66/11 KV 5MVAのYe変電所プロジェクトが建設される計画となっている。
この建設には2年かかり、2019-2020年度までに全国的なグリッドがYe郡に到達する。
タンビュザヤとYe間の送電線から、2.5マイルの66KV送電線は、2019-2020年度に変電所が建設される、タンビュザヤ郡のAnin村へ接続される。
ラメイング郡のKhawza町では、2021-2022年度に変電所が建設される予定。これらはすべて、5年計画の一環であり、変電所が完成すると、電気・エネルギー省は、モン州政府と協力して、近隣の村々に電力を配給することとなる、と副大臣は説明した。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/24/02/2018/id-12841
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