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2018-03-03 07:00

社会

ヘンリー・ヴァン・ティオ副大統領、エレファントキャンプを視察

象
違法森林伐採や密猟者の取り締まりを強化
国家観光産業開発中央委員会の委員長であるヘンリー・ヴァン・ティオ副大統領は、2月28日に、バゴー地方域にあるPhoe KyarエレファントキャンプとWingabawエレファントキャンプを視察した。

副大統領一行は、まずPhoe Kyarエレファントキャンプを訪問し、バゴー地方域政府の天然資源担当大臣であり森林環境保全担当であるSaw Nyo Win博士と職員からの歓迎を受けた。

最初に、ミャンマー木材公社の責任者であるU Saw John Shwe Ba氏は、Phoe Kyarキャンプにおける象の保護状況や、キャンプを訪れる観光客の数について説明した。

次に、林業局のU Zaw Win Myint局長が、バゴー・ヨマ山脈における森林保護の努力、森林保護区の進行状況、違法伐採者の逮捕、森林にいる野生の象の状況、象の密猟者の特定と逮捕などについての説明を行った。

副大統領は、違法伐採者や象の密猟者について、慎重かつ効果的に逮捕し、そうした違法行為の背後にいる首謀者を捜索するよう、職員に指示し、世界全体が環境保護と植林活動を目指していることから、ミャンマーはこの分野により重点を置く必要があった、と述べた。

さらに、副大統領は象のダンスを見学し、象の博物館、バンガロー、キャンプでの保護と観光活動を視察した。

さらなる観光客の増加を目指す
その後、副大統領はWingabawエレファントキャンプを訪問した。

そして、木材生産部門の責任者であるU Hla Moe Aung氏からのプレゼンテーションが行われ、バゴー地方域の首相であるU Win Thein氏が、観光開発とバゴー・ヨマの保護活動について説明した。

副大統領は、エレファントキャンプを訪れる観光客の数が徐々に増加している、そして、キャンプは、さらなる広報活動を行って認識を深めるとともに、他の機関と協力して観光を促進する必要がある、とした。

Phoe Kyarエレファントキャンプは、バゴー地方域のタウングー地区、Yedashe郡にあり、14頭の象がいる。観光客は、象と触れ合い、水浴びをさせたり、エサをあげたり、自然の生息地で観察したりすることができる。

2016年に作られたWingabawエレファントキャンプは、バゴー市街から14マイルの位置にある。敷地の面積は86エーカーで、大人の象、野生の孤児の象、孤児の赤ちゃん象が住んでいる。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省 プレスリリース
http://www.moi.gov.mm/1/03/2018/id-12876

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