2018-02-22 22:15
社会
国連世界食糧計画、ロヒンギャ族難民に食糧支援 継続的な支援金などを求める

ビーズリー事務局長、バングラデシュ政府の支援に感謝
飢餓のない世界を目指す国連の人道支援機関である国連世界食糧計画(以下、WFP)が、ミャンマーからバングラデシュに逃れているロヒンギャ族難民に対し、世界各国、個人、様々な企業から支援があったことに関し感謝の意を表するとともに、支援の継続を19日のプレスリリースで求めている。WFPのビーズリー事務局長は、バングラデシュのシェイク・ハシナ首相とローマで会談し、バングラデシュ政府の支援により、ミャンマーから命を守るため、全てを失いながら避難してきた人々に食糧の提供ができていると感謝の意を表した。
指定された店で食品の購入も 支援には毎月およそ28億円が必要
バングラデシュにおいて、726,600人にも上るロヒンギャ族難民に対し、食糧支援をしており、女性と子どもには栄養強化食品の配給も行う。WFPの電子食糧引換券プログラムも導入し、9万人が指定された地元の店で食品の購入ができるようにしている。WFPは、コックス・バザールでロヒンギャ族難民への支援を継続するために、毎月およそ28億円が必要だとしており、今後も支援金などによる継続的な活動支援を求めている。
(画像はプレスリリースより)
WFP/Saikat Mojumder
外部リンク
WFP プレスリリース
http://ja.wfp.org/
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