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2018-02-22 10:00

文化

ミャンマー初のコミュニティラジオKhayae FMが放送開始

ラジオ
地域の情報を放送
情報省大臣のPe Myint博士は、ヤンゴンのタンダビン郡区において、Khayae FM-Htantabinコミュニティラジオ局の開局式に参列した。

この市民によるラジオ局は、104.8 MHzで、毎日午後2時から4時まで聞くことができ、タンダビン郡区における農業や家畜の飼育、健康、教育、エンターテイメント、ニュースなどを放送することとなっている。

国有メディアからコミュニティラジオサービスへの移行に向けて努力が続けられており、放送を通して人々の声の反響を受け取ることができる。政府は、すでに民族に向けていくつかのラジオチャンネルを立ち上げており、将来的にはさらに多くのコミュニティラジオができることが期待されている。

Pe Myint大臣は、次のように語った。
「言論や表現の自由を実現するために、現行の法律を改正する必要があり、以前は、Khayae FMのような遠隔地からのラジオチャンネルを放送することは法律に反していた。しかし、こうした法律は徐々に改正されている。Khayaeラジオからの番組は、体系化された方法での言論の自由を表現し、後に続くラジオのためのモデルになるだろう。ラジオは、新興コミュニティラジオのための一種の研修センターのようになるほど十分に長い間、放送が続けられることを希望する。」(プレスリリースより引用)


ラジオ局運営にボランティアも
次に、駐ミャンマーのドイツ大使であるDorothee Janetzke-Wenze氏、ヤンゴン地域の社会問題担当大臣であるU Naing Ngan Lin氏、アジア東ヨーロッパDWアカデミー会長のMichael Karhausen氏、村開発委員会のU Kyaw Htay会長が、順番に挨拶を行った。

それに続いて、Karhausen氏、U Kyaw Htay氏、ミャンマーラジオテレビ局(MRTV)のU Myint Htwe事務局長が、コミュニティラジオのための覚書を締結した。

さらに、Khayae FMラジオ局開局のリボンカットが行われ、記念写真が撮影された。Khayae FMの当初の提案は、2017年8月28日に、情報省、MRTV、DWアカデミー、村開発委員会の間で締結されている。村開発委員会のメンバーは、ラジオ局を運営するボランティアも担当することとなっている。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/19/02/2018/id-12803

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