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2018-02-22 14:00

文化

第10回ヤンゴン・フォト・フェスティバルがスタート

ヤンゴンフォトフェスティバル
ヤンゴン市内の会場で3月4日まで
2月16日、第10回ヤンゴン・フォト・フェスティバルが開幕した。マハバンドゥーラ公園とリバーギャラリーなどを会場に、3月4日まで開催される。

16日にはフランス・インスティテュートで10周年記念パーティーが行われ、150人以上のカメラマンが出席した。同時に、フェスティバルのメイン展示でもあるPaula Bronstein、Adam Dean、Alessandro Pensoの展覧会もスタートした。

24日にはフォト・ナイト・アワードが開かれ、優秀作品が表彰される。最優秀カメラマンには、キヤノンのプロフェッショナルカメラと、ワールド・プレス・フォト・アワードが開催されるアムステルダム行きのチケットが贈呈される。

10年前に「メディア革命の始まり」を予感し開催
フェスティバルのウェブサイトでは10回目の開催に当たり、この10年間を振り返るメッセージがつづられている。
10年前、1日に数時間だけ電気が供給されることはお祝いに値する出来事だった。渋滞など存在せず、タクシーは錆びついて、バスの床には穴が空いていた。

スーチー氏は自宅軟禁中で解放される目処もなかった。SIMカードの価格は3000ドル、人々はFacebookという言葉を聞いたことがなかった。(ヤンゴン・フォト・フェスティバルのウェブサイトより)

フォト・フェスティバルをスタートさせたのは報道の自由もない時代だった。しかし、スタッフチームはインターネットやデジタルツールによる「メディア革命の始まり」を予感し、カメラマンが「変化のパワー」を生かして活躍するのに最適なタイミングだと感じたという。

第1回フェスティバルでは来場者は数百人だったが、昨年は10万人以上が集まった。今年はさらに多くの人々が来場すると期待されている。

(画像はヤンゴン・フォト・フェスティバルのウェブサイトより)


外部リンク

ヤンゴン・フォト・フェスティバル
http://www.yangonphoto.com/

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