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2018-02-25 23:30

社会

メディアと権力の在り方についての第2回会合が開催

メディア
4つの柱のバランスが重要
情報省において、施政における4つの柱である立法、行政、司法、メディア間のバランスを強化するための会議の第2回会合が開かれ、メディア関係者は、権力のバランスの重要性について、また、相互にバランスを確認する責任について強調した。

会議の中で、情報省のPe Myint大臣は、この第2回会議は、メディアがすべての権利を行使することを妨げる障害を克服する方法について議論するためのものであること、そのためには、現行の法律を改正する必要があり、そして、様々なメディア協会と施政の他の支柱の協力を必要とすることについて言及した。

さらに、大臣は、「民主主義において権力は民衆に帰属するが、多くの市民は、あらゆる決定や施行のために対等になることはできない。したがって、彼らは、施政の様々な部分において、彼らの代表を選んでいる。しかし、選ばれた役人が、人々の意志を実践し権限を乱用していないことを知るためには、人々はメディアにより提供される情報が必要であり、これが、メディアがさらなる自律性が必要である理由である。」と述べた。

メディア法の見直しなど様々な事項を議論
そして、副大臣のU Aung Hla Tun氏は、ミャンマーにおける実際のイメージや状況を国際社会へ示すために、4つの柱が協力することが重要であるとし、「ニュースは詳細で正しく、偏見のないものでなければならない。」と語った。

3つの柱との協力がない場合、各部門による検証がされていないため、ニュースはゆがめられる。これは、誤った情報、噂、国の閉塞的なイメージを作り出す誤りによる全体的な無責任さにつながる。

Hanthawaddy U Ohn Kyaing氏は、施政の4つの柱と、実際に家を支える柱、また人々を守る柱とを比較した。

会議では、メディア法の見直し、有力なセクターとして民族のためのメディアを確立すること、毎月の記者会見を情報省に求めること、地域と州当局に広報担当を任命してメディアに更新情報を提供すること、ジャーナリストとリポーターの連絡先リストを省庁に送ること、政府の部門と議会の建物にプレスコーナーを設置すること、つの柱のための地域レベルの会議を開催することなど、様々な事項に関して、参加者の同意を得た。

会議は、情報省のPe Myint大臣とU Aung Hla Tun副大臣の他、政府の役人、州や地域の多数の関係者、ミャンマープレス協会のU Aung Hla Tun氏、U Ohn Kyaing氏、Myo Thant Tin氏、ミャンマージャーナリスト協会、ミャンマージャーナリストネットワーク、ミャンマージャーナリスト連合、ビルマニュースインターナショナル、ミャンマーウィメンズジャーナリストソサイアティからの代表者などが参加している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/22/02/2018/id-12821

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