2018-02-23 16:00
社会
ミャンマー野生象の保護プランをスタート

10年計画でさまざまな視点から保護活動
2月15日、ネピドーで、ミャンマー・エレファント・アクション・プラン(MECAP)の式典が行われた。MECAPは2027年までの10年間、象の保護戦略活動の強化プランに取り組む。このプランでは、政府、民間団体、野生動物学者と保護団体が、社会・経済・生物学的な視点から象を保護し、人間と共存する環境をつくることを目標としている。今後10年間で野生象の個体数を確保し、生態学的にも機能的にも保護する戦略を提供する。
ミャンマーでは象が生息する地域が大きく広がっており、人間と象の間には強い結びつきがある。一方で、推定で毎週1頭の野生象が殺されているという報告もある。
現在、野生の象が2000頭、保護されている象が5000頭以上存在しており、今後の対策が急務となっている。
人間との共存、野生象と保護象の交流も図る
活動の指針として以下4つの項目が挙げられている。・野生象の生息地を保護する。
・人間と象の争いを緩和する。
・象牙取り引きなど、密猟や違法取り引きをなくす。
・野生象と保護象の交流をマネージメントする。
(プレスリリースより)
・人間と象の争いを緩和する。
・象牙取り引きなど、密猟や違法取り引きをなくす。
・野生象と保護象の交流をマネージメントする。
(プレスリリースより)
MECAPは、象はミャンマーの象徴であり、象の保護は次世代のためにも重要な課題だとしている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
Myanmar Bio Diversity
https://myanmarbiodiversity.org/
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