2018-02-18 02:30
社会
交通事故多発のヤンゴン・マンダレー自動車道、国際基準に改修へ

アジア開発銀行から融資
毎年何百件もの交通事故が発生している、ヤンゴン・マンダレー自動車道における最初の40マイル区間が、アジア開発銀行の援助によって国際基準に改修されることとなった。これは、人民代表院において、交通事故を減らし、近代的な安全監視装備を設置し、道路での交通ルールを強化するために、4車線の道路に改修する計画があるかとの質問に対し、建設省のU Kyaw Lin副大臣が回答の中で明らかにしたもの。
副大臣は、「閣議により、ヤンゴンからスタートする40マイル区間を改修するために、アジア開発銀行から融資が行われることとなった。我々は、すぐにミャンマー連邦議会に計画を提出する予定である。」と述べた。
スピードの出し過ぎ防止などに向けた設備を拡充
道路の状態は、速度、快適性、安全性という3つの面で国際基準に合致していない。道路は高速道路の基準に沿って建設されることを目標としていたが、道路が国際基準を満たす前に、道路使用が許可されたものである、と副大臣は説明した。交通事故を減らそうという取り組みの中で、事故が多く発生した22ヶ所に、道路標識やスピード防止帯、道路の線、車線、太陽光ポストなどが設置されている。
交通事故の主な要因はスピードの出し過ぎであり、速度制限が課せられるにつれて交通事故の件数が急激に減少することから、高速道路での安全性のための表示板を設置する必要があると指摘されている。
2016年から2018年にかけて、交通ルールを守れない2,600台以上の車両に対して措置が取られている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/15/02/2018/id-12762
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