2018-02-16 07:00
社会
AIを活用し眼科疾患の早期発見 ミャンマーなどへの導入に向け開発を

海外の医療に貢献へ スクリーニングプログラムの開発に着手
視機能関連情報インフラの構築や、健康増進ソリューションを提供しているMieTech(診エテック)株式会社が、AIを活用し眼科疾患の早期発見するスクリーニングプログラムの開発に着手したと、14日のプレスリリースで発表した。MieTech株式会社は、海外の医療に貢献するため、慶應義塾大学・医学部眼科教室の坪田一男教授と結城賢弥医学博士のグループ、株式会社オウケイウェイヴと連携し、AIによる眼底写真で眼科疾患の診断を支援するスクリーニングプログラムの開発を進めている。
ミャンマー医療機関と連携も 医療提供体制が乏しい地域で実装へ
MieTech株式会社はAIに、およそ9,400点の画像処理を施した眼底写真から深層学習をさせ、医師による診断結果情報からの学習モデルを基に、スクリーニングにおける基本自動判定プログラムの開発を進めている。発展途上国などにおける医療提供体制が乏しい地域での実装を目指す。また、MieTech株式会社は林健太郎医師(Barefoot Doctors)とともに、ミャンマー・マンダレーの医療機関と連携。糖尿病性の進行などによって起こる眼の疾患のほか、眼以外の病気の発見ができるような研究開発を進めていく。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
MieTech株式会社のプレスリリース(プレスリリースゼロ)
http://pressrelease-zero.jp/
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