2018-01-31 22:00
学術
ヤンゴン小児病院で少女の腎臓移植手術を実施

シンガポール国立大学病院から医師派遣 6時間の手術
1月28日、ヤンゴン小児病院で、10歳の少女の腎臓移植手術が行われた。手術を受けたのはMa Nan Yu Weiさん。ヤンゴンの北Okkalapa地区の住民だ。移植手術には、少女の兄(23歳)であるKo Aung Zaw Zawさんの腎臓が提供された。
ミャンマーではこれまでに、このような腎臓移植手術をマンダレーで3回行っている。今回の移植手術はミャンマーで4件目、ヤンゴン小児病院では初めてのことだ。
手術はミャンマーとシンガポールの外科医師によるチームが担当し、6時間かけて行った。
シンガポールの医師は、シンガポール国立大学病院から派遣された。この病院は腎臓移植分野の研究に優れている。
高額な費用は政府が援助
手術をする前、少女は週に3回、腎臓透析を受けなければならなかった。また、手術プロセスは非常に複雑だったという。今回の手術を評価するには、まだ時間が必要だ。しかし、ヤンゴン小児病院の医師たちは、提供された腎臓が兄からのものなので、手術後の合併症はほとんど、もしくは全く心配していないという。
手術費用は非常に高額であった。医師のCho Cho San博士は、必要な費用は政府が援助したと明かしている。
(画像はミャンマータイムスより)
外部リンク
ミャンマータイムス
https://www.mmtimes.com/
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