ミャンマーニュース

2018年1月12日より、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会は、「ミャンマー読書推進事業」を実施中だ。

「ミャンマー読書推進事業」では、対象となる公立学校に、図書コーナーを設置する。対象となる地域は、主にミャンマー連邦共和国内のピー県と、タヤワディ県地域である。

「ミャンマー読書推進事業」は、外務省の日本NGO連携無償資金協力により実現。実施期間は3年間の予定だ。

シャンティ国際ボランティア会は、図書コーナーのパッケージを作成。図書コーナーが機能する為に必要な、最低限の要素が含まれている。

このパッケージは、研修（対象教員の図書研修や図書館員の研修）や図書、家具などを含んでおり、他地域でも複製が可能だ。

シャンティ国際ボランティア会では、このほか、児童図書の出版や公共図書館による移動図書館活動も行っていく。

50年以上の間、軍事政権が続いたミャンマーでは、暗記メインの教育が行われてきた。図書館もほとんどない、ミャンマーの現状を打破すべく、読書機会の普及を目指していく。

良質な絵本などをつうじて、子供たちの思考や創造力を促進、教育環境の改善にも取り組んでいく。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

公益社団法人シャンティ国際ボランティア会PRTIMES
https://prtimes.jp/main/