2018-01-30 16:00
経済
青森銀行、ティラワSEZへ進出の日本企業へ国際協力銀行と協調融資

需要拡大を見越して寿司ネタ工場を新設
青森銀行は1月26日、オカムラトレーディング株式会社(以下「オカムラトレーディング」)がミャンマーティラワ経済特別区(SEZ)に水産加工施設を新設するための資金を、株式会社国際協力銀行(以下「JBIC」)と協調融資することを発表した。オカムラトレーディングは株式会社オカムラ食品工業のグループ企業で、海外向けの水産物卸売事業を行っている。
オカムラトレーディングは、アジア地域の寿司ネタ等の水産加工品需要拡大を見越して、2017年9月に現地法人OKAMURA TRADING MYANMAR CO.,LTD.を設立。すでにミャンマー国内に製造拠点があるという。
今回新設される水産加工施設では、サーモンを中心とした寿司ネタの加工が行われる。
青森銀行とJBICの協調融資は今回が初めて
JBICは日本政府が全株式を保有する政策金融機関で、今回の協調融資の3日前に、ヤンゴンのホテル事業を手がける日本企業への協調融資を発表したばかりだ。JBICは海外進出事業への融資を通じて、中堅・中小企業を含む日本企業を金融面から支援。また、今回の融資では、ミャンマー政府とのネットワークを活用した事業運営もサポートするという。
JBICが北東北の金融機関と協調融資を行うのは今回が初めてである。
なお、新設される水産加工施設は、2018年9月30日に建設が完了し、2019年1月から稼働する予定だ。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
青森銀行のプレスリリース
http://a-bank.jp/
株式会社国際協力銀行
https://www.jbic.go.jp/
株式会社オカムラ食品工業
http://okamurashokuhin.co.jp/
関連する記事
-
2025-04-30 18:30
-
2025-04-26 16:30
-
2025-04-24 09:30
-
2025-04-19 09:30
-
2025-04-17 15:00