• TOP
  • >
  • 経済
  • >
  • 住友電気工業、マンダレー配電公社に15kV配電線資材一式を寄贈
2018-02-03 11:00

経済

住友電気工業、マンダレー配電公社に15kV配電線資材一式を寄贈

住友電気工業
製品の性能を実証するため
住友電気工業株式会社は、ミャンマーの中低圧電力ケーブル販売代理店WM Power Co., Ltd.(以下、WM Power)とともに、マンダレー配電公社に対し、製品の性能実証に向けて、15kV配電線資材一式を寄贈したことを発表した。

マンダレー管区における電力供給を担うマンダレー配電公社は、電化率向上および質の高い電力供給の実現に向け、旧式の裸電線の使用による感電・停電事故を減らすべく安全な製品の導入を目指している。

こうしたことから、住友電気工業とWM Powerは、製品の性能実証を目的に、重要施設であるマンダレー管区議会議事堂と既存変電所間の15kV専用配電ルートへ、約8キロメートルのアルミ配電線および関連資材を寄贈し、施工に立ち会ってきた。また、既に2017年8月から通電を開始している。

電力インフラ市場の大幅な伸長を期待
ミャンマー連邦共和国では、海外からの投資が増加するとともに経済発展が期待されているが、道路・港湾・鉄道・電力・通信といった各種インフラの一層の整備が大きな課題となっている。特に電力分野においては、約35%である電化率を、2030年には100%とすることを目指しており、今後、電力需要の増大が見込まれている。

こうした状況の中、住友電気工業は、電力インフラ市場の大幅な伸長を期待し、2016年2月に現地のWa Minn社と中低圧電力ケーブルに関する販売協業契約を締結している。

同社では、今回の配電線資材寄贈も含め、今後もミャンマーの電力インフラ市場において、事業の拡大を目指すとともに、製品とサービスでミャンマーの発展に貢献していく意向を示している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

住友電気工業株式会社
http://www.sei.co.jp/company/press/2018/02/prs011.html

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook