2018-02-03 12:00
社会
スーチー国家特別顧問の自宅に「火炎瓶」投下 容疑者を捜索中

スーチー氏は外出中
ミャンマー連邦政府の広報官によると、2月1日にヤンゴンの湖畔にあるアウンサンスーチー国家特別顧問の自宅敷地内に「火炎瓶」が投下されたという。スーチー国家特別顧問は首都ネピドーに滞在中で、火炎瓶が投下されたときには自宅にいなかった。
火炎瓶が投下されたのは1日午前6時から6時半の間で、塀の上からガソリンが充填された火炎瓶を投下したとみられる。
バハン郡区(Bahan Township)のThaung Htut議員は、
「事件は6時半頃に起こった。私の知る限り、彼はモロトフ・カクテルを塀の上から敷地内に投げ込んで逃げた」(The Irrawaddyより)
と当時の状況を説明した。火炎瓶はモロトフ・カクテルあるいはモロトフ火炎手榴弾とも呼ばれ、原始的な爆弾の一種であるが、炎上はしても爆発はしない。
容疑者の画像を公開し情報を要請
ミャンマー警察当局の調べで、火炎瓶投下により近くの水道管が焼かれたことが判明しているが、容疑者は未だ逮捕されていないという。監視カメラには疑わしい人物が3人以上記録されているが、警察は容疑者の画像を提示し、一般市民に情報を呼びかけている。
警察の情報によると、容疑者は約40歳、身長約168cm、黒い髪で濃い色の肌のがっしりタイプの男性だという。
ミャンマーの事実上のリーダーを狙った火炎瓶投下事件。犯人の意図は何だったのだろうか。
(画像はThe Irrawaddyより)
外部リンク
Molotov Cocktail Thrown at Daw Aung San Suu Kyi’s Residence
https://www.irrawaddy.com/
Petrol bomb thrown at Aung San Suu Kyi's home, Myanmar government says
https://edition.cnn.com/
Petrol bomb thrown at Suu Kyi's lakeside villa: Myanmar government
https://www.channelnewsasia.com/
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