2018-01-23 23:30
経済
世界銀行、ミャンマーの電力部門に無利子融資を支援

送電網の有無に関わらず電力を供給
ミャンマー当局は、電力部門の開発のために、5ヶ年のプロジェクトを実施しており、太陽光発電と風力エネルギー発電によって村に電力を供給している。町を送電網に接続せずに電力を供給することは、2016年から2021年に、900億ドルを費やして実施されることとなる。
電力プロジェクトは、中電圧と低電圧配電網を追加することと、農村部における太陽光と小規模送電網によるオフグリッド電力を通して、既存の送電網を拡大することを目標としている。さらに、ミャンマー当局の目標は、2030年までに電力への普遍的なアクセスを達成することである。
その他の海外協力団体も支援を予定
世界銀行によると、ミャンマーにおける人口の70%以上が電力にアクセスできないことから、農村部開発部門と政府は、この問題を解決したいと考えている。そして、世界銀行は、このミャンマー電力プロジェクトに、4億ドルの無利子融資を支援することとなっている。このうち、電力省は、送電線を拡張するために3億1,000万ドルを、残りの9,000万ドルを農村部の開発部門に配分する。
その他の金銭的支援と技術支援は、アジア開発銀行やドイツ国際協力公社(GIZ)、日本国際協力機構(JICA)が提供することとなっている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/19/01/2018/id-12564
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