2019-01-27 23:00
文化
インターネットよりも読書を~ミッチーナーの児童文学フェスティバルが閉会

展示会や書籍販売も
1月22日、情報省と教育省、カチン州政府が共同開催した児童文学フェスティバル、児童文学展示会、書籍販売の閉会式が、ミッチーナー大学のコンベンションホールで行われた。イベントでは、児童文学フェスティバル組織委員会事務局広報部の副部長であるU Aye Kywe氏が、児童文学フェスティバルの期間中に実施された内容について説明を行った。
州議会代表のU Zaw Win氏が児童文学フェスティバについて謝意を示した後、カチン州地域政府のKhet Aung首相が、このイベントについて演説を行った。
「ミッチーナーの児童文学フェスティバルには、学生を含む10万人以上の人々が参加した。子どもたちは、彼らの身体的精神的能力を向上させるコンペティションに参加し、民族の言語で詩の朗読や物語の朗読が行われた。また、民族舞踊などのパフォーマンスが行われ、楽しいイベントとなった。」(プレスリリースより引用)
文学を重要視して、文化や国家が発展
さらに、地域首相は、現代の若者は文学に触れておらず、本が新しいテクノロジーより遅れているように感じて、読書から遠ざかっていると指摘し、次のように語った。「インターネットの魅力のために、子どもや若者は本や文学自体だけでなく、それらを好むことを忘れている。このフェスティバルは、若者たちと本、文学との関わりをサポートするために行われた。子どもや若者に読書をさせるという問題は、国にとって重要である。ある国の発展はその文学の発展と結びついている。」(プレスリリースより引用)
世界の国々について研究すると、文学文化の発展に重点が置かれてきたことが判明し、ミャンマーの発展も文学と文化の発展を結びついている。精神は、読書をすることによってのみ発達することから、精神的な強さと思考プロセスは、読書を通して成熟する。
地域首相は、「肉体的にも精神的にも発達した人的資源が国を築くためには必要である。文学によって、人は過激になることから防ぎことができ、正しい思考過程に向かって人を導く。したがって、子どもたちがもっと読書を行い本や文学に触れられるように手配するために支援していかなくてはならない。」と説明した。
人生の成功にもつながる
現代の子どもたちは、身体的な活動や他の知識を読むことを減らして学校での勉強に時間をかけている。親自身が子どもたちを学校での勉強に向かわせていて、子どもたちに身体的な活動や他の知識を読むことを奨励することを忘れている。これは現代文化になりつつあることから、今回のフェスティバルでは、学校での勉強に加えて、他の要件について親と子どもたちに提示するために開催された。
児童文学フェスティバルのプログラムやコンペティション、ゲームは、傑出して成功した、そして幸せな若者たちを育成することをサポートするものである。児童文学フェスティバルで得た経験を活用して人生を歩んでいくことが、すべての人に求められている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省 プレスリリース
http://www.moi.gov.mm/23/01/2019/id-16372
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