2019-01-21 01:00
社会
2019年に起こるミャンマー難民キャンプの変化をシャンティが紹介

最大規模のNGOが事業縮小 食糧購入カードを全難民キャンプに
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(以下、シャンティ)が、2019年に起こるミャンマー(ビルマ)難民キャンプの変化を、1月16日に同キャンプのスタッフである山内氏がシャンティブログで紹介している。最大規模のNGOが支援事業を縮小することに伴い、難民キャンプでは様々なことが変化していくとみられる。まず、今までは食料を配布していたが、これからは9か所全ての難民キャンプで、一定の金額をチャージしたカードを支給。これにより、カードを使って食料の購入が可能になっていく。
「キャンプ委員会」メンバーの選挙も 保育園の支援も減少へ
2019年は、各キャンプの管理を行う「キャンプ委員会」メンバーの選挙も行われる予定だが、運営支援が削減されることが予定されており、委員会のメンバーをする人も減るという懸念もある。また、国際NGOが数年前にキャンプ内の保育園の支援を終了し、女性による支援グループがその活動を引き継いできたが、教材の提供に加え、教員の雇用などが厳しく、シャンティも教育支援のほか、図書館活動にも影響が出始めている。
(画像はシャンティ ホームページより)
外部リンク
シャンティブログ
http://sva.or.jp/wp/?p=31730
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