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2019-01-11 20:00

学術

テスト管理者とスクールコーディネーターに向けたワークショップが開催

教育省
初等学習指標の評価はASEAN 7ヶ国で実施
1月7日、ネピドーにあるミンガラー・ティリ・ホテルにおいて、テスト管理者とスクールコーディネーターに向けた、東南アジア初等学習指標(SEA-PLM)のトレーニングワークショップの開会式が行われた。

式典では、教育省のMyo Thein Gyi大臣が、「テスト管理者とスクールコーディネーターは、東南アジア地域において初等レベルの教育と学習に関する研究を行うという責務を負っている。」と述べた。

実施される研究は、ASEAN地域の5年生レベルの生徒を一定の基準で評価することである。研究結果に関する報告書を政策立案者に提出することで、有意義な教育および学習結果が得られる。

2019年SEA-PLMの本調査は、ASEAN 7ヶ国で実施され、ミャンマーは調査が実施される最初の国である。4年に1回、定期的な評価と、筆記や読書、数学の分野、そして良い人間であるという評価が行われる。

国際レベルの教育評価基準は、東南アジア教育大臣機構(SEAMEO)およびユニセフ東アジア太平洋地域事務所(UNIFEF-EAPRO)による資金援助と、オーストラリア教育研究審議会(ACER)による技術援助を活用している。

人間教育も含め質の高い教育を目指す
この研究と評価の独自性は、良い人間であるという評価を含んでいることである。これは、筆記の能力が研究され評価されている世界においては初めてのものでありSEAMEO加盟国間の緊密な協力の結果といえる。

加盟国の教育システムにこの評価を含めることを目的として、関係政府と省庁の代表者に向けた能力開発コースが実施される予定である。

SEA-PLM本調査は、州および地域の基礎教育学校、修道院学校および私立学校から選ばれた202の学校において、5,853人の生徒を対象に行われる。また、5,853人の保護者に加えて、5年生を受け持つ441人の教師、202人の校長が、評価のための質問に回答する。

質の高い教育を実施することができるように、SEA-PLM本調査の成功に向けて全員が団結して協力するよう要請されている。

式典には、教育省のMyo Thein Gyi大臣、U Win Maw Tun副大臣、ユニセフのPaul Edwards副代表、教育担当のチーフであるMitsue Uemura氏、ACERの研究フェローであるJacqueline Cheng博士、教育省の長官、州や地域の教育担当者、スクールコーディネーターである学校長、テスト管理者となる教師、SEA-PLM運営メンバー、技術支援メンバー、職員や招待客が参列した。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

ミャンマー情報省 プレスリリース
http://www.moi.gov.mm/8/01/2019/id-16190

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