2019-01-03 09:00
文化
ミャンマー国立交響楽団・和楽器ジョイントコンサート開催

日本から邦楽奏者を招待
在ミャンマー日本国大使館によると、同大使館は国際交流基金とミャンマー情報省との共催で、2019年1月にミャンマーで「ミャンマー国立交響楽団・和楽器ジョイントコンサート」を開催するという。コンサートは1月18日に同国最大都市ヤンゴンの国立劇場(National Theatre)で、23日には首都ネピドーのMICC2で開催される。
同コンサートは毎年開催されているが、今回は「日メコン交流年2019」のオープニング及び国際交流基金ヤンゴン日本文化センター開設記念事業として行われ、日本から邦楽奏者4名を招き、オーケストラと和楽器、さらにはミャンマーの伝統楽器との協奏が実現するという。
なお、開演は18時、入場は無料となっている。
楽団再建の影に日本人音楽家の奮闘
ミャンマー国立交響楽団は、ASEANの議長国になることを見据え、2001年に活動が始まった。しかし、さまざまな国内事情により数年で活動は休止状態になり、民生移管の翌年となる2012年に活動を再開。
その後は日本人やイギリス人の指揮者に指導を受けたが短期で交代したという。
2013年に東京ニューフィルハーモニック管弦楽団の常任指揮者としても活躍する山本祐ノ介氏に白羽の矢が立ち、ミャンマー国立交響楽団を指導。
2014年11月には同オーケストラの公演を指揮し大好評を博し、わずかの間に楽団のレべルを飛躍的に高め、高い評価を得たという。
ミャンマー国立交響楽団の再建に日本人音楽家が奮闘していることは、日本人としての誇りといえよう。
なお、山本氏の父親は「男はつらいよ」のテーマ曲を手がけた山本直純氏である。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
在ミャンマー日本国大使館
https://www.mm.emb-japan.go.jp/
在ミャンマー日本国大使館のプレスリリース
https://www.mm.emb-japan.go.jp/news/
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