2019-01-02 03:00
政治
助産師と補助助産師が連携して良い医療をめざす

「1年の振り返りと次の目標」助産師会議
2018年12月28日、認定NPO法人PHJ(ピープルズ・ホープ・ジャパン)は、アカウンタビリティセルフチェック「1年の振り返りと次の目標」助産師会議を紹介した。PHJでは2015年より、助産師会議を定期的に開催して、助産師と補助助産師の連携を図っている。
2年目の活動の目標
今回の会議では、2年目の活動について、各自で目標を立ててもらった。具体的には、母子保健教育を計画通り開催することと、参加率の上昇や保健教育計画通りに開催すること等があった。過去1年間の会議を見てみると、助産師・補助助産師会議の参加率は達成できていたが、母子保健教育の参加者は目標値以下だった。そこで、参加率を向上させるためのアイディアとして、出席者に景品を配布する、対象者を集める際は母子保健推進員に協力してもらう等の案が出た。
このほか、各自の目標として、伝統的産婆による自宅分娩の廃止、病院や保健施設における出産の増加等も挙げられた。
ミャンマーの助産師と補助助産師の違い
ミャンマーでは助産師と補助助産師の教育年数が異なる。そして助産師は政府職員だが、補助助産師はボランティアである。助産師が予防接種などの保健サービスを提供する際、補助助産師は助産師をサポートする。これ以外に、助産師と補助助産師が連携を図る場が少ない。この為、会議が地域保健センター(Rural Health Center)を拠点に開催されている。
(画像はPHJのホームページより)
外部リンク
PHJ
https://www.ph-japan.org/
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