2019-01-06 06:30
社会
国境なき医師団(MSF)、ロヒンギャ難民などに対する2018年の活動内容を報告

90万人以上のロヒンギャ難民 医療・精神保健活動を拡大
医療・人道援助を行う国際NGOの国境なき医師団(MSF)が、新年の挨拶とともに2018年のミャンマーなどで行った活動を、ジェレミィ・ボダン氏と加藤寛幸氏が、1月1日の活動ニュースで報告している。2017年8月にミャンマーで起きた危機をきっかけに、ミャンマーからバングラデシュにロヒンギャの人々が押し寄せた。2018年には、難民キャンプで暮らす人の数が90万人以上にもなり、国境なき医師団(MSF)は医療活動のみならず、心のケアなどの精神保健活動を拡大してきたとしている。
多くの支援によって医療援助活動の幅を広げる ワクチンも提供
国境なき医師団(MSF)は、医療援助を必要とする人に医療を届け、独立・中立・公平な活動に取り組んでいる。その結果、多くの支援もあり、医療援助活動の幅も広げられているとした。また、ロヒンギャ難民キャンプだけでなく、世界で多くの感染症のワクチンを提供したほか、HIVや結核、C型肝炎患者の治療も行った。
今後も多くの人に人道援助活動の理解を求め、支援の輪を広げてもらえるように、最善を尽くす意向を示している。
(画像は国境なき医師団(MSF) ホームページより)
外部リンク
国境なき医師団(MSF) 活動ニュース
https://www.msf.or.jp/
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