2018-12-26 19:45
社会
シャンティ、難民キャンプの図書館で聞いたみんなの「お気に入りの本」を紹介

雑誌「Go forward」が大人から圧倒的な人気を集める
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会・ミャンマー(ビルマ)難民事務所の山内氏が、難民キャンプの図書館で聞いたみんなの「お気に入りの本」を、12月17日のシャンティブログで紹介した。大人向けの雑誌などは定期的に配架しており、最新号の到着を楽しみにしている人が多くいる。子どもだけでなく大人も、すぐに好きな本を教えてくれるため、それぞれ「お気に入りの本」が存在するようだ。
まず、カレン語で書かれ、主にクリスチャンの文化を知ることができる雑誌「Go forward」が、大人から圧倒的な人気を集めている。同氏が活動している7か所の難民キャンプには、カレン民族が多く、カレン語で書かれている雑誌が少ないことも、この人気につながっている。
食べ物の雑誌が女性に人気 絵本を届ける運動で日本から絵本も
食べ物の雑誌「Food」は、難民キャンプで今まで見たことのないものを発見しても、レシピが載っていることで料理ができることで、女性から人気を集めている。また、栄養のある食事について学べることも、お気に入りの理由に挙げられた。子どもにとっては、タイからの絵本や、絵本を届ける運動で日本からきた絵本などがお気に入り。カレン語とビルマ語の両方に翻訳されており、人気の本になるのは、図書館員の読み聞かせの効果も大きいかもしれないと、同氏は指摘している。
(画像はシャンティ ホームページより)
外部リンク
シャンティブログ
http://sva.or.jp/wp/?p=31377
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