2018-12-28 21:00
経済
草の根人間安全保障プロジェクトで、日本政府からカヤー州へ無償資金協力

農産物輸送道路の建設プロジェクトの実施費用
在ミャンマー日本国大使館は、日本政府が、草の根人間安全保障プロジェクト(GGP)スキームの無償資金協力として、167,754ドルを寄付したことを発表した。この資金により、カヤー州ロイコータウンシップ、Saung Kan村とSaw Khee Daw村の間の農産物輸送道路の建設プロジェクトが実施される。
また、12月17日に、カヤー州ロイコータウンシップにおいて、このプロジェクトのための道路の譲渡式が行われた。
式典には、日本大使館の吉廣朋子参事官と、カヤー州政府の農業・畜産・灌漑大臣のU Boss Ko氏、建設プロジェクトの委員長と委員会メンバー、地域住民が参加した。
これまでの農業道路は舗装されておらず、雨季には泥だらけになるので、Saung Kan村とSaw Khee Daw村の人々は、農産物の輸送や、ロイコーの最寄りの病院に患者を移送すること、生徒が高校に通うのにも苦労していた。
この問題に取り組むために、日本政府は、道路を接続するための5箱の排水溝を備えた4.7キロメートルの道路の建設を支援した。このプロジェクトにより、2つの村の地元住民13,233人に恩恵がもたらされる。
883の草の根プロジェクトを支援
1993年以来、日本政府はミャンマーでのGGP計画のもと、883の草の根プロジェクトを支援してきた。これには、453の教育プロジェクト、200の医療プロジェクト、140の公共福祉および環境プロジェクト、55のインフラプロジェクト、その他のプロジェクト35が含まれる。この支援は、日本とミャンマー間の既存の友好関係をさらに強化するものと期待されている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
在ミャンマー日本国大使館
https://www.mm.emb-japan.go.jp/
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