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2018-12-30 09:45

社会

ミャンマーなど武力紛争が続く国 子どもの権利侵害が深刻とユニセフが警鐘を鳴らす

ロヒンギャ
「子どもを見捨てている」とユニセフ本部緊急支援局局長が指摘
世界中の子どもの権利と健康を守るために活動する公益財団法人日本ユニセフ協会(以下、ユニセフ)が、ミャンマーを含めた武力紛争が続く国で、子どもの権利侵害が深刻になっていると、12月28日に発表した。

ユニセフ本部緊急支援局局長のマニュエル・フォンテーン氏は、武力紛争が続く国に暮らす子どもは、人間の盾として使われたり、戦闘のため徴兵されたりしているほか、強姦、強制結婚、誘拐など、直接的な被害を受けていると指摘。そうした行為に、紛争当事者は処罰をほぼ受けず、「世界は子どもを見捨てている」としている。

ラカイン州北部に残るロヒンギャ 教育などの提供が難しく
ラカイン州北部に残るロヒンギャについて、国連も権利侵害に関する報告を継続的に受けており、子どもへの質の高い教育や、医療などが提供しづらい状況にあるとしている。

ユニセフは2018年に、バングラデシュに逃れているロヒンギャ難民の子どもに対し、心理社会的ケアなどを提供。今後も、最も困難な立場にある子どもへの支援に注力していく。

(画像はプレスリリースより)
(C)UNICEF_UN0161148_Anmar


外部リンク

ユニセフ プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001260.000005176.html

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