2018-12-30 05:30
社会
シャンティ・ミャンマー難民事業事務所、年末の挨拶とともに今年を振り返る

NLD政権と少数民族勢力が安全保障など、複数の協定に合意
公益社団法人シャンティ国際ボランティア会・ミャンマー(ビルマ)難民事務所の所長代行であるジラポーン・ラウィルン(セイラー)氏が、年末の挨拶とともに、今年同国で起こったことを、12月28日のシャンティブログで振り返った。「第3回21世紀パンロン連邦和平会議」が7月にミャンマーで開催され、アウンサン・スー・チー氏が率いるNLD(国民民主連合)政権と、少数民族勢力が、「安全保障」や「少数民族の権利」などに関する複数の協定に合意している。
タイ&ミャンマー政府の合意で難民が帰還 図書館事業の役割も
また、難民キャンプに関しては、タイ&ミャンマー政府の合意により、一部の難民が5月にミャンマーへ帰還した。しかし、未だに紛争や戦闘が起きている地域があり、多くの人がまだ帰還する時期ではないと声を上げている。このような状況下でも、シャンティは難民キャンプで展開する図書館事業を通じ、子どもに「知る力、学ぶ力、考える力」を提供できると確信している。今後も平和の心が養え、人とつながりが持てる場所となるように、最善を尽くしていきたいとしている。
(画像はシャンティ ホームページより)
外部リンク
シャンティブログ
http://sva.or.jp/wp/?p=31470
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