2018-12-14 18:00
学術
ミャンマーで初めての「日本語教師養成コース」開講

安倍政権の計画の一環
ミャンマー情報省は、ヤンゴン外国語大学(Yangon University of Foreign Languages)で12月より、日本語教師養成コースが開講されることを明らかにした。同国で日本語教師養成コースが開講されるのは初めてである。同コースの開講は、より多くのアジアの若者に日本で働いてもらおうとする安倍政権の計画の一環だという。
国際文化交流プログラムを実施する外務省管轄の独立行政法人「国際交流基金(Japan Foundation)」が2017年に東京で開催された国際会議で、インドとベトナムに次ぐ第3の国としてミャンマーを選出。アジアで日本語教師を養成する。
国際交流基金によると、同コースは民間日本語学校の教師が担当するという。
急増する日本語学習者
ミャンマーでは日本語学習者が急増しており、日本語能力試験の受験者も増えている。今年の受験者数は世界で5番目、東南アジアではベトナムに次いで2番目に多かったという。2016年の受験者は1万3,099人だったが、2018年には3万7,786人と3倍近く増加した。
ミャンマー教育省によると、同国の民間日本語学校は2012年から2015年の間で、44校から132校に増加したという。
ミャンマーでは1964年に外国語専門学校として外国語教育が始まり、1996年に同専門学校が4年制のヤンゴン外国語大学となった。
なお、日本語の学士課程が始まったのは2000年である。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/
国際交流基金
https://www.jpf.go.jp/
ヤンゴン外国語大学
http://yufl.edu.mm/demo/
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