ミャンマーニュース

ミャンマーの事実上のリーダーであるアウンサンスーチー国家顧問は11月30日、訪問中のネパールで同国大統領や首相ら要人と個別に会談した。

スーチー国家顧問は同日午前、ネパールの首都カトマンズにある大統領官邸でビドヤ・デビ・バンダリ（Bidhya Devi Bhandari）大統領と会談。

二国間関係の強化や貿易と投資を増やすことについて意見交換したという。

スーチー国家顧問は次に、K.P.シャルマ・オリ（K. P. Sharma Oli）首相を訪問。両氏は、二国間協議に出席した。

二国間協議では、民主主義と平和のプロセス、二国間貿易と投資の拡大、すべての分野における二国間関係と協力が真剣に議論されている。

さらに、スーチー国家顧問は二国間協議の後、ネパールの首相をミャンマーへ招待したという。

スーチー国家顧問はネパールの首相とともに、カトマンズのホテルで行われた覚書調印式に出席。

式典では、ミャンマー・ネパールの貿易投資協力に関する覚書が、スーチー国家顧問とネパール外務大臣との間で交わされた。

その後、ネパール首相が主催する昼食会に出席。

午後には、ネパール元首相で議会議長でもあったシェール・バハドゥル・デウバ（Sher Bahadur Deuba）氏がスーチー国家顧問を訪問したという。

なお、ネパールでは首相が政治の長であり、大統領は国家元首として規定され、政治的実権を持たない。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

ミャンマー情報省のプレスリリース
http://www.moi.gov.mm/