2018-11-26 12:00
社会
仏教行事満月の祭り、各地でセレモニー開催

仏像に衣服や食べ物を捧げ、雨期の終わりを祝う
11月21日と22日、ミャンマーは国民の祝日「Full Moon Day of Tazaungmone(タザウンモンの満月の祭り)」を迎えた。この祭りは仏教の伝統行事で、雨期の終わりと修行の終わりを祝う日となっている。ミャンマー各地では仏教徒によるイベントが開催された。セレモニーでは仏教徒が、仏像に衣服を捧げるのが伝統だ。
ヤンゴンではシュエダゴンパゴダやスーレーパゴダ、アヤパゴダなど、複数の仏塔でセレモニーが行われた。夜には周辺の建物もライトアップされ、屋外で詩の朗読などのイベントも行われた。
マンダレーのShwe Saw Luパゴダでは、仏像にケーキだけを捧げるのが伝統だ。364年には存在していたというこのパゴダでは、20年ほど前からフェスティバル委員会を組織し、仏教行事を行っている。
ネピドーでは、有名なUppatasantiパゴダに仏教関係者や軍関係者が集まり、衣服や食べ物、果物、水などを捧げ、公式な儀式が行われた。
若者はお祭り騒ぎ 騒音に苦情も
伝統的な儀式が行われる一方、若者たちのお祭り騒ぎを批判する声も上がっている。街中ではパーティーやイベントが開かれ、若者たちは夜遅くまでダンスや音楽を楽しむ。大きなスピーカーを付けたトラックで音楽を鳴らしながら走る者もいるという。近隣住民は静かな夜を望んでいるが、宗教行事の期間中は警察への通報も難しいということだ。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/23/11/2018/id-15688
Mizzima
http://www.mizzima.com/
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