2018-11-23 19:00
政治
ネピドーで「ワールド・トイレット・デー2018」開催

世界のトイレ事情改善を目指す、国連の取り組み
11月19日、ネピドーの国際コンベンションセンターで、「ワールド・トイレット・デー2018」のイベントが開催された。このイベントはUN-Water(国連水関連機関調整委員会)による取り組みで、2001年からスタートした。
世界では45億人が安全なトイレを使っていない。8億9200万人は屋外で排便をしている。この状況が公衆衛生や生活・労働環境、栄養、教育、経済などに与える影響は非常に大きい。
UN-Waterではこの問題を解決するため、「2030年までに、全ての人々が持続的に管理された水と公衆衛生を確保する」ことを目標に、公衆衛生が未発達な地域の改善に取り組んでいる。
教育省や学生も参加し、公衆衛生の重要性を学ぶ機会に
ミャンマーでは教育省や保健スポーツ省、非政府関連組織などがイベントに参加した。会場では関係者のスピーチやワールド・トイレット・デーに関するビデオが上映された。高校生も参加し、ポスターやトイレットゲームプログラムのコンペなども行われた。ミャンマー情報省では、ミャンマーの教育機関におけるトイレの普及状況を公表している。それによると、基礎教育学校のトイレ設置率は65.4パーセントで、生徒50人に対して1つのトイレが設置されている。飲料水については全体の83.22%、生活用水については85.21%が必要な量を用意できている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/moi:eng/?q=news/20/11/2018/id-15655
ワールド・トイレット・デー2018
http://www.worldtoiletday.info/wtd2018/
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