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2013-05-27 19:00
その他
三井物産と東洋エンジニアリングが水道事業支援へ

都水道局と協同計画、ヤンゴンで調印
三井物産株式会社と東洋エンジニアリング株式会社は、東京都水道局と協同でヤンゴン市の水道事業を支援することになった。(画像はイメージです)
両社社長は、安倍首相のミャンマー訪問に同行しており、ヤンゴン市開発委員会と文書で契約を交わす予定になっている。都水道局は、51%を出資する東京水道サービスを通して事業に関わる。
水道設備支援に関わる東洋エンジニアリングは、国際協力機構からヤンゴン市の給水改善計画見直しに関する調査を請け負っている。また、三井物産は、アジア諸国で水道事業に参画している他、天然ガス開発や米事業にも関わっている。
まず水道普及を優先、ハード・ソフト両面で支援
計画では、水道の機材、資材などのハード面だけではなく、運営ノウハウや人材育成などソフト面も含め総合的に支援する意向だ。現在、ヤンゴン市の水道普及率は6割に留まっている。水道管も古くスムーズな排水もままならない状況で、これを整備するには数千億円規模の出費が必要ということだ。
日本企業がミャンマー進出計画を進める際にも、電力不足と水道環境の遅れがネックとなっている場合が多く、日本政府は、市民の生活向上のためにはまず水道整備を優先し、給水率をアップさせることが必要だと提案していく方針だ。
外部リンク
三井物産
http://www.mitsui.com/jp/
東洋エンジニアリング
http://www.toyo-eng.co.jp/
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