2018-11-02 20:00
政治
ロヒンギャ難民、2000人の帰還日程が発表

11月15日より、週に150人を受け入れ
10月30日、ミャンマーとバングラデシュ両国の外務大臣が会談を行い、ロヒンギャ難民の帰還について話し合った。ミャンマーのMyint Thu外務省大臣は、はじめに2000人の帰還を実行、日程は11月15日から開始すると発表した。外務大臣は、
両国政府は帰還に合意した。ミャンマー政府は週に150人の帰還を受け入れる。(The Irrawaddyより)
と述べている。
合意から1年以上 国際社会の監視を求める
10月31日には、ミャンマー外務省大臣のグループ11人が、バングラデシュのコックスバザールを訪問した。グループは85人のロヒンギャ族リーダーと会い、難民の状況や要望などを聞いた。ロヒンギャ族リーダーから大臣に、アウンサンスーチー氏宛の要請書が手渡された。
要請書には、ロヒンギャ族への補償と確実な帰還、テロリストとして拘束されている者の解放、市民サービスへのアクセス権、安全な社会復帰などが書かれていたという。
ロヒンギャ難民の帰還については、昨年8月に原則的な合意が取れていたが、実施までに既に1年以上が経過している。
難民帰還の日程発表は各国メディアで報道された。ロヒンギャのコミュニティーリーダーは、国際社会が帰還の実現を注意深く監視するように求めている。
(画像はThe Irrawaddyより)
外部リンク
The Irrawaddy
https://www.irrawaddy.com/
関連する記事
-
2025-04-30 18:30
-
2025-04-26 16:30
-
2025-04-24 09:30
-
2025-04-19 09:30
-
2025-04-17 15:00