2018-11-09 21:00
経済
ミャンマーの2018年の飼料需要が300万トンにも 食肉消費量の増加で

国民の所得水準が高まり、2020年は400万トンにも
農林水産省所管の独立行政法人である農畜産業振興機構は11月2日、ミャンマーの2018年の飼料需要が300万トンにも上る見通しであると発表した。米国農務省海外農業局(USDA/FAS)が公表した「Grain:Myanmar Feed Industry Update 2018」から、経済成長で国民所得水準の向上により、食肉消費量の増加し、2018年の飼料需要が300万トンに、そして2020年には400万トンにも上る見通しであることが分かった。
肉用鶏・卵用鶏用の飼料が最多 外資系飼料会社の売上が高く
米国農務省海外農業局によると、肉用鶏・卵用鶏用の飼料が全体の57%を占めており、最も多くなっている。また、収益性の低い養鶏農家は、生産量の多い米作から発生する砕米を、収益性の高い養鶏農家は、トウモロコシを飼料原料として使用する傾向にあることも分かった。
さらに、民政移管後に法整備がされ、外資系企業が多く参入。その結果、自国資本の多くの飼料会社が廃業し、現在では外資系飼料会社の売上が全体の60%を占めている。
(画像は農畜産業振興機構 ホームページより)
外部リンク
農畜産業振興機構 調査情報部 海外情報
http://www.alic.go.jp/chosa-c/joho01_002326.html
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