2018-11-08 20:00
経済
JTOWER、ミャンマーでIBS事業を展開するGNIMに追加投資

建物内の携帯通信インフラシェアリング
株式会社JTOWERは11月2日、ミャンマーのGNI MYANMAR COMPANY LIMITED.(以下、GNIM)に追加出資を行い、GNIMがJTOWERの持ち分法適用会社となったことを発表した。GNIMはGLOBAL NETWORK INC(以下、GNI)とTERABIT WAVE COMPANY LIMITED.(以下、TERABIT)が2015年10月に設立した合弁会社であり、ミャンマー国内でIBS(建物内の携帯通信インフラシェアリング)事業を展開している。
JTOWERは、2016年9月にGNIMへ資本参加したが、IBS市場の拡大を見据え、GNIMへの追加出資をすることで事業運営への関与を深め、ミャンマーでのIBS事業拡大を推進していく。
ベトナムに続いてミャンマーでIBS事業を展開
JTOWERは、日本国内において、IBSのリーディングカンパニーとして事業展開しており、また、海外市場については、2017年にベトナムで国内最大規模のIBS事業者であるSouthern Star Telecommunication Equipment Joint Stock Companyの共同買収を通して参入を果たしている。一方、ミャンマーは、2014年に携帯電話市場が外資に開放されて以降、飛躍的に携帯電話普及率が上昇しており、2017年にはLTEサービスが開始し、携帯通信インフラ設備の需要も増大していくことが見込まれている。
さらに、通信トラフィックの増加と大型の不動産開発により、今後IBS市場についても大きな成長が見込まれている。
JTOWERは、今回のGNIMへの追加出資を通じて、日本国内、ベトナムでのIBS事業の知見を活かし、ミャンマー通信インフラの発展に寄与していく意向を示している。
(画像は株式会社JTOWERホームページより)
外部リンク
株式会社JTOWER プレスリリース
https://www.jtower.co.jp/894/
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