2018-11-12 19:00
社会
ヤンゴンとユニバーサルデザイン都市に関する意識啓発セミナーが開催

すべての人々が生活しやすい都市へ
11月5日、ヤンゴン市開発委員会(YCDC)とミャンマー障がい者自立生活協会(MILI)の共催で、ヤンゴンとユニバーサルデザイン都市に関する意識啓発セミナーが開催された。このセミナーには、ヤンゴン地域政府のU Phyo Min Thein首相、電気・産業・運輸大臣であるDaw Nilar Kyaw氏、ヤンゴン市長のU Maung Maung Soe氏、在ミャンマーオーストラリア大使館の職員、関係者、市民団体などが参加した。
ヤンゴン地域政府首相は、挨拶の中で、MILIとオーストラリア大使館に感謝の意を表すとともに、ヤンゴンがユニバーサルデザインの都市となるための取り組みであるこのセミナーにより、YCDC、様々な部署、市民団体の関係者による提案が受け入れられ、大きな改良が行われるだろう、との見解を示した。
ヤンゴン地域政府首相は、さらに次のように述べた。
「この計画により、年齢、障がい、その他の要因に関係なく、ヤンゴンがすべての人々にとってアクセスしやすく、住むのにより良い都市となるために、大きな成果を上げることを願っています。このセミナーの後、都市全体で実施するパイロットプロジェクトエリアを選択する必要があります。したがって、ダウンタウンを含む6つのタウンシップ、またはその一部に指定されるプロジェクト分野に関するさらなる議論に進むでしょう。」(プレスリリースより引用)
障がい者の権利とインクルージョンを推進
MILIは、2011年に、ミャンマーにおいて障がい者自身がリーダーシップをとり、差別や偏見を軽減し、障がい者の社会参加の促進を目指す障がい種別を超えた障がい者組織。障がい者の平等な権利、インクルージョン、自立した生活を促進することを目指している。MILIはヤンゴンに本拠地があり、現在、10の拠点で4,000人のメンバーを保有している。経済的に恵まれない人々のためだけでなく、障がい者の権利とインクルージョンを継続的に推進している。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ミャンマー情報省
http://www.moi.gov.mm/6/11/2018/id-15484
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