2018-10-28 07:00
政治
オーストラリア、ミャンマーに対し旅行と金融分野で制裁実施

ミャンマー軍の暴力行為に反対し、制裁を決定
10月23日、オーストラリアは、ミャンマーに対し旅行と金融の分野で制裁を実施することを決めた。ミャンマー軍の上官がロヒンギャへの暴力を指揮したことを理由に、EUとアメリカが制裁実施を決定している。
17日には、スイス政府が、武器や軍用機、監視用機器などの輸出禁止を決定し、制裁を強化することを発表している。
オーストラリアもこれら国際社会の動きに伴い、制裁を決定した。
オーストラリアの外務大臣は、
ミャンマー軍による暴力行為に反対し、金融制裁と旅行の禁止を実施する。(ラジオ・フリー・アジアより)
と発表した。
国連のリポート発表から国際社会ではミャンマーへの抗議行動が拡大
昨年8月以降、ミャンマーに隣接するバングラデシュの難民キャンプには、70万人以上のロヒンギャ難民が避難した。国連のリポートをきっかけに、国際社会はバングラデシュを支援し、ミャンマーの責任を追及する動きが広がっている。
ミャンマーの人権問題に取り組む活動家は、
ミャンマー政府がこの問題について前進し、変化を起こさなければ、国際社会からの圧力はおさまらない。(ラジオ・フリー・アジアより)
と語っている。
(画像はラジオ・フリー・アジアより)
外部リンク
ラジオ・フリー・アジア
https://www.rfa.org/
スイス政府
https://www.admin.ch/
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